2025/8/22

今回は変形性膝関節症についてお話します!
年齢とともに膝がつらくなってきたら―
年齢を重ねるにつれて、「最近、膝が痛くて階段がつらい…」「正座ができなくなってきた…」と感じることはありませんか?
それ、もしかすると変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)かもしれません!!!
【どうして起こるの?】
膝の関節にある軟骨(なんこつ)がすり減ってしまうことで、骨同士がぶつかり合い、痛みや腫れを引き起こす症状です。
主な原因は加齢です。年齢を重ねると、どうしても軟骨がすり減りやすくなります。そのほかにも、体重の増加やO脚、昔のけがなどが関係していることもあります。
また、家族の中に同じような膝の病気を持っている人がいる場合、体質的に起こりやすいことも。
特に中高年の女性に多く見られるのが特徴です。
【こんな症状に注意!】
初めは、膝を動かすと違和感や軽い痛みがある程度かもしれません。
進行すると、以下のような症状が出てくることがあります。
- 階段の上り下りがつらい
- 朝起きたとき、膝がこわばって動かしにくい
- 膝が腫れる・熱を持つ
- O脚気味になってきた
※日常の中で「前はこんなことなかったのに」と感じる場面があれば、早めのチェックが大切です。
【治療方法は?】
治療の基本は、
①膝への負担を減らすこと
②筋肉をしっかりつけること
特に、太ももの前側にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を鍛えると、膝が楽になります。
また、体重を減らすだけでも膝への負担が軽くなり、痛みの軽減につながります。
その他、こんな治療法と併用すると生活が楽になりやすいです👇
- サポーターなどの装具
- ヒアルロン酸の注射
- 痛み止め(飲み薬や貼り薬)
- 状態によっては、手術(人工関節)を検討することも
「毎日の小さな工夫が、膝を守ります🍀」
正座やしゃがむ動作を無理にせず、椅子生活を取り入れるのもおすすめです。
歩くときは平らな道を選び、階段はなるべく手すりを使いましょう。
そして、「痛くない範囲で動かす」ことをあきらめずに続けるのがとても大切です。
(※痛みが強い時に運動をするのは、逆効果になることもあるので注意が必要です。)
「年だから仕方ない…」とあきらめる前に、まず当院で施術を始めてみませんか?
膝と上手につきあいながら、これからも元気に歩いていけますように✨