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#HS知恵袋38【ランナー膝】

2025/10/15

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走るたびに膝が痛い…それ、ランナー膝かも?

「最初は少し違和感があるだけだったのに、走るたびに膝の外側がズキッと痛む」
そんな経験、ありませんか?

それは“ランナー膝”と呼ばれる症状のサインかもしれません😢
名前のとおり、ランニングをする人に多く見られる膝のトラブルですが、実は登山・自転車・長時間の歩行などでも起こることがあります。


ランナー膝ってどんな症状?

正式名称は「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」。
太ももの外側を通る長い靭帯(腸脛靭帯)が、膝の骨とこすれて炎症を起こすことで痛みが出ます。

主な症状は、

  • 膝の外側が走ると痛い
  • 特に下り坂や階段で痛みが強い
  • 休むと楽になるが、また走ると痛くなる

というもの。初期のうちは「我慢できる程度」ですが、放っておくと痛みが強くなり、日常生活にも影響が出てしまいます。


なぜ起こるの?

原因は「使いすぎ」だけではありません。

  • 姿勢のくずれ(骨盤や股関節のねじれ)
  • 走り方のクセ(膝が内に入る、着地が強い など)
  • 太もも外側の筋肉の硬さ
  • シューズや路面の影響

こうした要因が重なることで、膝の外側に過剰な負担がかかってしまいます。
つまり、「走る量」よりも「体の使い方」が大きく関係しているのです。


整骨院でできるケア

整骨院では、まず痛みの原因を丁寧に見極めます。
そのうえで、

骨盤や股関節のゆがみを整える

✅炎症部位に負担をかけないよう筋肉をゆるめる

✅正しいランニングフォームやストレッチ方法の指導


など、根本的な改善を目指した施術を行います。

「走れなくなるのが怖い」という方も多いですが、正しいケアを行えば再び痛みなく走れるようになるケースも少なくありません。


自分でできるセルフケア

🏃‍♀️ ストレッチ:走る前後に太ももの外側(腸脛靭帯)やお尻の筋肉をしっかり伸ばす
👣 フォームチェック:膝が内側に入っていないか、着地が強すぎないか確認
🛏️ 休養もトレーニングのうち:痛みが出たら無理せず休む勇気も大切

痛みをがまんして走り続けると、炎症が長引いて回復が遅れてしまいます…💦

ランナー膝は「走る人の職業病」ともいわれますが、正しい体の使い方を覚えれば予防も改善も可能です。

「走るのが好き」だからこそ、体の声を無視しないことが大切です🍀
早めのケアで、また気持ちよく走れる体を整えていきましょう!

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