2025/10/15

走るたびに膝が痛い…それ、ランナー膝かも?
「最初は少し違和感があるだけだったのに、走るたびに膝の外側がズキッと痛む」
そんな経験、ありませんか?
それは“ランナー膝”と呼ばれる症状のサインかもしれません😢
名前のとおり、ランニングをする人に多く見られる膝のトラブルですが、実は登山・自転車・長時間の歩行などでも起こることがあります。
ランナー膝ってどんな症状?
正式名称は「腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)」。
太ももの外側を通る長い靭帯(腸脛靭帯)が、膝の骨とこすれて炎症を起こすことで痛みが出ます。
主な症状は、
- 膝の外側が走ると痛い
- 特に下り坂や階段で痛みが強い
- 休むと楽になるが、また走ると痛くなる
というもの。初期のうちは「我慢できる程度」ですが、放っておくと痛みが強くなり、日常生活にも影響が出てしまいます。
なぜ起こるの?
原因は「使いすぎ」だけではありません。
- 姿勢のくずれ(骨盤や股関節のねじれ)
- 走り方のクセ(膝が内に入る、着地が強い など)
- 太もも外側の筋肉の硬さ
- シューズや路面の影響
こうした要因が重なることで、膝の外側に過剰な負担がかかってしまいます。
つまり、「走る量」よりも「体の使い方」が大きく関係しているのです。
整骨院でできるケア
整骨院では、まず痛みの原因を丁寧に見極めます。
そのうえで、
✅骨盤や股関節のゆがみを整える
✅炎症部位に負担をかけないよう筋肉をゆるめる
✅正しいランニングフォームやストレッチ方法の指導
など、根本的な改善を目指した施術を行います。
「走れなくなるのが怖い」という方も多いですが、正しいケアを行えば再び痛みなく走れるようになるケースも少なくありません。
自分でできるセルフケア
🏃♀️ ストレッチ:走る前後に太ももの外側(腸脛靭帯)やお尻の筋肉をしっかり伸ばす
👣 フォームチェック:膝が内側に入っていないか、着地が強すぎないか確認
🛏️ 休養もトレーニングのうち:痛みが出たら無理せず休む勇気も大切
痛みをがまんして走り続けると、炎症が長引いて回復が遅れてしまいます…💦
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ランナー膝は「走る人の職業病」ともいわれますが、正しい体の使い方を覚えれば予防も改善も可能です。
「走るのが好き」だからこそ、体の声を無視しないことが大切です🍀
早めのケアで、また気持ちよく走れる体を整えていきましょう!